貢ぐ男
大学の時にタケシから告白されて付き合うことにした私。タケシのことは別になんとも思っていない。ただ、両親が病院を経営してお金持ちと知っていたから付き合いました。そのためタケシは私にとって金づるの彼氏でした。
しかし、最近タケシの様子が変わりました。前までは私のわがままを何でも聞いてくれました。車で1時間かかるところの有名レストランに食事したいといえば連れて行ってくれたし、欲しいものは何でも買ってくれたし、私が友達と遊ぶときには車を出してくれたり、金づるの彼氏は誰もが憧れる人だったのに今は私のお願いに断ったりもして来ます。なので、タケシが寝ている横でスマホをチェックすると同じサークルの後輩がタケシにちょっかい出していることが分かりました。後輩は私とタケシが付き合っている事を知っているのにと思った私はタケシに逃げられないようにしようと思いました。
そして、付き合って一年で初めて私が弁当を作ってタケシとピクニックへ行きました。その料理に美味しいというタケシ。しかし、料理が苦手な私はほとんど母親が作ってくれました。さらには膝枕をさせてあげたりといつも以上に甘やかしました。その時に「同じサークルの咲ちゃんて男たらみたいだよ。私の友達も彼氏を奪われたみたいで、最初は良い子のふりして近づき、自分の物になったら態度を変えるみたいだよ。」と言う話をタケシにしました。驚いた顔をしていたけれどもちろん嘘。さらに、私が男と歩く姿を見たと嘘をつきました。私の嘘を信じたタケシは、後輩とは連絡をしなくなり、また私の言うことをなんでも聞いてくれるようになりました。
パパ活するブス
喪女のパパ活